世界遺産白川郷 ライトアップの季節がやってきましたが・・
岐阜県の白川村、白川郷の荻町地区の合掌造りの建物が世界遺産に認定され、外国人の観光客を中心に大人気の場所です。りんずです。
こんばんわぁ>ω<
個人的に日帰りで行ける場所でもあり、写真を撮るにも非常に楽しい場所でもあるので、よく出かけるのです。そして、冬の雪が積もる季節、1月~2月にはその白川郷の合掌造りがライトアップされるのです。これがまた大人気で、観光会社もツアーに組み込むなど、非常に重要なイベントになっておりますが・・・
2016年、大変なことになってた
昨年2016年の白川郷ライトアップのイベントの際、日が暮れる前に白川郷に入りました。白川郷のライトアップイベントの際は、普段使える駐車場が観光バス専用になり、一般で来る場合は集落より離れた臨時駐車場に車を停め、シャトルバスで向かうという形になります。
そのシャトルバスの駐車場が・・・
大混雑( ゚д゚ )
更に、シャトルバス待ちの行列が1時間以上という事態に。今まではこのようなことはあまり見られなかったのですが、この年はヤバかった!というくらい。なぜだったのか?
外国人観光客の激増、とくにチャイナ無双
2014年頃からの訪日外国人激増の影響もあるのか、岐阜県では白川郷や飛騨高山あたりに外国人観光客が増えてきました。一瞬まわりから日本語が聞こえないこともあり、どこの国!という錯覚に陥ることも。
とくに中国、台湾などのアジア系外国人が増えていた模様。そして次に欧米、欧州系。こちらは高山でもよく見かけます。英語で話しかけられてもわからん!そもそも地元民じゃないぞ!格好が近所に行くようなふうだったからなのか・・・
白川郷荻町集落に行くシャトルバスの行列がほとんどアジア系外国人の模様。しかし、ツアーで観光バスだけじゃなくて、レンタカーなどで来る外国人も多かったですね。わナンバーの圧倒的数量・・・!
そして、ライトアップが終わり、明かりも消えてそろそろ撤収。という時も臨時駐車場へ帰るシャトルバスの行列が凄まじく、本来20時半に最終バスが出て終わりのはずが、21時半になっても人が捌けなかったようでした。あまりにも多かったため、歩いて遠くの臨時駐車場に向かおうとする人もいた模様。しかしこれは警備員に止められたのですが・・・。臨時駐車場に行くまでの道が暗く、少し山道を行くことになるので危険という意味で。
まあ、白川郷のライトアップはある意味修行みたいな感覚で、寒いし凍るし人多すぎだし!と思うんだけど、この幻想的な風景は普段じゃなかなか見られないもんだから、そんな苦労をしてでも見たい!っていう人は多いわけで・・・
しかし、2016年のライトアップは、予想外の人の多さで白川村のスタッフさんたちも対応しきれなかったそうです。
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白川郷ライトアップ2017はこんな状況に・・・
- ライトアップ日程
白川郷ライトアップ2017は、1月22日~2月6日の全6回なのですが、普段は土日開催だったのが、今回は日月開催となってしまいました。休日、平日にずらしたことにより、月曜に休みを取らない限り行くのは難しくなりました。
外国人観光客にはあまり影響ないんじゃねー・・と思う気が・・。
- ライトアップ協力金
駐車場に車を停めるとき、駐車料金的な感覚で「ライトアップ協力金」を払うんですが、マイカーが例年500円だったはずが、1000円になってるんですが・・・。
マイカー・タクシー 1000円/1台
指定予約貸し切りバス 20000円/1台(別途駐車料金3000円/1台)
- 貸切バス完全予約制導入
【1.抽選予約】 ライトアップ会場の安全を確保するため廃止となりました。
【2.指定予約】 実行委員会が認可する所定の事業所に対し、貸切バスの乗客全員が申込対象施設内のサービスを当日に有料利用 する事を条件に、各事業所1日最大3台までのライトアップ見学を許可しております。但し、一部の施設について は当日ご利用される貸切バスの団体以外からの申込(代行予約)ができませんので予めご了承下さい。 予約に受入や受入台数の判断は各事業所で行っておりますので、予約状況が3台に満たなくともご予約をお受け できない場合がございます。また、事業所側がお受けできる状態であっても、駐車場が満車になった場合や、会場 内が飽和状態となりお客様の安全が確保できないと判断した場合もお断りさせて頂きます。
引用:白川郷ライトアップ特設サイト
個人的には貸切バスを使って白川郷に来ることはほぼないので詳細は分かりかねますが、要は白川郷が認可する旅行会社に1日3台までの観光バスがライトアップ見学ができるということですかね・・。
2017年、白川郷ライトアップの予想状況
各方面に様々な制限を設けたことで、たぶん白川郷ライトアップ来訪者の数は若干減る気がしますが、昨年みたいな大混雑というのは緩和されるかと思います。
個人的予想ですが、スケジュールを日月という日程にしたため、一般の観光客は減り、外国人観光客やガチでライトアップ写真を撮る人たちは多いかと思われます。
しかし、観光客の絶対数が減るということは、それだけ快適にライトアップ見学が出来そうな気もします。そして白川郷ライトアップの幻想的な風景は見る価値は存分にあると思いますので、むしろこの制限はチャンスか!と思って行けるなら行きたいなぁ・・と思いますね。
おまけ 合掌造り民家園
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冬のライトアップに並行して合掌造り民家園もライトアップを行っています。入場は有料ですが、こちらはあまり混雑もせず、ゆったりと見学することができます。休憩所ではぜんざいも頂けます。