山芳製菓「わさビーフ」リニューアルが話題になった。
1987年から発売を開始し、同社の看板商品となっている「わさビーフ」。ローストビーフにわさびを乗せているのをヒントに作り上げた製品。くせになる風味で現在まで人気。
そして2020年、わさビーフのデザインが大幅リニューアル。ずっと定番だったわさビーフのキャラクター「わさっち」から「わさぎゅー」に変わり、わさっちは引退という体裁になりました。
キャラクターのリニューアルはわさビーフに限らず、ベビースターラーメンでもキャラクターの変更があり、イメージを大きく変えるというデリケートな部分もあるかと思われます。
今回のわさビーフにおいても、わさっちの引退でSNSを中心に大きな衝撃が走ったそうです。
わさっちとわさぎゅー
わさっちはちょっと眠そうな牛のキャラ。そして今回リニューアルされたわさぎゅーは牛の顔に足が生えている印象。
SNSで衝撃だったのは、新デザインわさぎゅーの監修がお笑い芸人・絵本作家などの肩書を持つ西野亮廣さんで、この人が関わってるからダメだとかもう買わない、とか不買運動的な意見が多く見られたことでした。
好感度の低い有名人、という枠でよく名前を聞くということですが、じゃあなぜ山芳製菓はそのようなリスクを取ってまでデザインを依頼したのか、とか色々考えるのですが・・。
別にこれに関してはけっこうどうでもいい、というかデザインした人の好き嫌いで今まで食べてたお菓子を毛嫌いすることもなかろうねーと思います。
個人的に西野さんを生で見たことがありますが、その時はなにかリズム感が非常に芳しくないという弱点?を露呈させてたなという印象でした。
旧デザイン わさっち版はもう売ってない?
わさビーフのわさっち引退!のニュースに、にわかにわさビーフを買い求める人が増えたと言われています。そして現在、もうわさっちデザインのわさビーフは店頭でほぼ絶滅しているかと思われます。
あるとしたら、店舗のバックヤードに眠っていたのが発掘されたとか、あとはずっと店頭に残っていたとか、そのような事情があるかと思われます。
ちなみに、画像のわさっち版わさビーフはたしか2020年9月末くらいに滋賀県の某ドラッグストアで見かけて購入。きっとコレが生産ロットとしては最終なのだろう。と思いました。
そして、もうこのパッケージのわさビーフは二度と手に入らないであろうと思ってなんとなく食べることに躊躇していたんですが、ようやく食べた!と10月末のハロウィンも近くなった頃にようやく消費。
パッケージ裏にもわさっちが登場。わさビーフの誕生秘話を語ってくれています。
新デザイン わさぎゅー版(ツン辛バージョン)
新デザインのわさぎゅー版購入。従来のわさビーフではなく、ツン辛というわさびの辛さがバージョンアップされているタイプ。ちょっと小さめのパッケージ。
デザインが変わったところで不買運動を起こしている人ってホントにいるんかしらんと思いながら、コレを食べてみることに。
従来のわさビーフと比べると、なんか数倍とも思われるわさびのパウダーが付いているようで、すっごい辛いです。鼻に抜けるような状態。
最近海鮮丼を頂いたときにわさびを入れすぎてダイレクトに鼻と喉に来たんですが、それの2~3歩手前くらいのレベル。咳が出るほどではないにせよ、かなりの辛さ。美味しいといえば美味しいんですけどね!
わさぎゅーめ、余裕こいてるんじゃねー!!とパッケージの裏を見ながら食べていました。
食べやすいひとくちポテトの形状になっているんですが、これが従来の形だったらきっとヤバイ。と思うんですね。たぶんね。
わさビーフ
今回食べてみたツン辛わさビーフ