まぼろし博覧会 2nd Impression 荒天の珍スポットは更に混沌を極め
静岡県伊東市、伊豆高原にある、県内最強にして至高の沈スポットと言われる「まぼろし博覧会」
現在では様々なメディアでも取り上げられています。そして人気も更に急上昇。まぼろし博覧会館長のセーラちゃんの存在感も健在。外国からのお客さんも増えているようです。
巷ではカオスでヤバイ!と言われていまして、たしかにそうなのですが、展示品の中には昭和の時代から様々な価値のあるものや貴重なものもたくさんあり、ただカオスという言葉だけでは片づけられない、博物館としてはかなりランクの高い場所なのではないか?と思われます。
ただ、展示の仕方が色々とんでもないけど( ゚д゚ )
まぼろし博覧会、そしてセーラちゃんのファンの方も多く、リピーターも多いようです。建物の外観や世界観などが色々とんでもないので、初見では非常に勇気のいる気がするスポットですが、1度行くとハマるんですね!ってことで約1年ぶり、2度目のまぼろし博覧会です。
しかし、今回は天気が悪く、荒天と言ってもいいほどの雨が降ってたぞ!つらい!けど行くぞ!
まぼろし博覧会、1年で色々変わってた。草木も伸び放題・・?
まぼろし博覧会、2017年の11月下旬に行ってから今回約1年ぶりの2度目ということで、常に変化(進化)をするらしく、色々変わっていそうです。過去記事も合わせて比較してみてもいいかもです。
今回、天気予報ではちょっと前ではそこそこ晴れみたいな感じだったのに出かける前日にチェックしたところ、雨天とか言ってる・・。まぼろし博覧会は基本的に色々放置している、というか朽ちていく段階も展示のひとつらしく、雨漏りも放置のようです。若干の不安を感じつつ、雨の降る伊豆高原にたどり着きます。
前回は平日で、まるでお客さんが来ていなくて広大な施設内に自分と嫁氏、そして受付と作業してる人ひとり、そして普段平日はなかなかいないセーラちゃん。ほとんど誰もいないとんでもない場所に迷い込んだ印象でした。しかも他に人いないのに電気やBGM(しゃべりなど)は全開。とてもシュール。
今回は休日だったので、他にお客さんもいてなんだか安心。ひとりだと明るくても肝試しレベル。
そして基本的に前回と同じルートで回っているので、慣れたもの。
とは言え、同じ展示品でも前回となんか変わったかな?というものがなんとなく何ヶ所かありました。草木も伸びまくり、新しい展示品や配置が変わっているものもありました。
聖徳太子像もだいぶ隠れています。もしかしたら視線変えればまだわかるのかな?前回来た時よりなんだか伸びたなーって印象。
まぼろし博覧会も2回めとなるとちょっと気持ちに余裕が出てきて、前回との比較も出来るようになります。初めてだと目にする情報量が多すぎて混乱しそうですよね!
聖徳太子像やR指定(V系バンド)寄贈の仁王像がある場所は、おそらく草木が生えるには絶好のロケーションなのでしょう。
雨漏りがひどい・・・ってこともなかったけど、草木の伸び具合がとんでもないなぁと感じましたね。
新スポット まぼろし島
悪酔い横丁、村崎百郎館を抜けて、ここから屋根なくなる通路だから今回の雨で足場が悪くなりそうなのですが、そのまま行こうとしたところ、2018年からの新スポット「まぼろし島」への通路が新しく出来ていました。前回は何も無かったのに、たった1年で色々作り上げている様子。
ここも他の展示に負けず劣らず色々スゴイものが配置なのか放置なのかよくわからん状態で展示。途中で道が無くなっていたのですが、まさかまだ延長するんかコレ・・・
ここは屋根がない場所で、雨のひどい状況ではなかなかじっくり見ることが難しく、せっかくベンチがあったのに座れずで惜しかったですね。
しかし、まぼろし博覧会どこまで拡張するんですかね・・・。
まぼろし島の様子、いったいこれはなんなんだ・・・。と思うのですが、もうここまで来るとなんでもありだよねー!と思います。
いんたーなしょなる・ジャポニズムの極致だというのだけども、なんか打ち捨てられた感がスゴイ。
一応、まぼろし博覧会では最新の展示場となっているはずなんですが、もう吹きっさらし感がありますね~。雨風がダイレクトに当たるようで、ベンチがあって座れそうなはずなんですが、今回は無理でした。
本来はメイドカフェをやってたらしい?
雨の降る状況だったのでその時は出来なかったのですが、まぼろし博覧会の入り口付近でセーラちゃんのメイドカフェを開催していたそうです。
お話を聞いたところでは、3種類ほどの飲み物をセーラちゃんがカクテルを作り、お客さんに振る舞うそうなんですが、まぼろし博覧会がやることなので、まともなものが出るとは思えない!コーヒーと牛乳、コーラを混ぜてみるとか、緑茶、納豆、エナジードリンクとかもありそうでコワイ!しかしやってみたかったかも。
そしてお客さんに名前を付けてもらうようです。どんな地獄のカクテルが出来るんだかね・・・。
青空カフェ的な雰囲気だったので、雨ではどうしようもなく、残念ながらまたの機会、もしくはイベントのある時にリベンジをしてみたいものです。たぶん・・・。
雨の降るまぼろし博覧会ギャラリー
まぼろし博覧会、本来ならば晴天の小春日和という気候で行きたかったのですが、まさかの雨。どうやらセーラちゃんもこの雨が祟って体調を崩されたようです。
しかし、雨天の館内もこれはこれでなかなかの趣きがある気がします。とはいっても写真を撮る際は傘邪魔だしなんか色々と不便だしで大変ではありましたが、振り返ってみればまぁそれも思い出ですよねと。
まぼろし博覧会の外側の通路は舗装がされておらず、雨が降るとぬかるんでしまいます。防水ではない靴やヒールなどは要注意です。
まぼろし島まで行き、来た道を戻る選択もあるんですが、また戻るのかー・・となんとなく辟易してしまうかもです。
数カ所、雨漏りがするようです。バケツが置いてあるところは避けて通ります。
悪酔い横丁の一角。このあたりは色々なものが散乱して、更に草木も伸びっぱなしな場所。まぼろし博覧会の中でも群を抜くカオスな場所と個人的に思います。一応室内のはずなのですが、このあたり、なんかめっちゃ湿ってますね!思いっきり雨風入ってきてるかもしれませんね。
しまいには蜘蛛の巣が張ってあるでね!ジョロウグモ?かな。
幸いなことに通路には蜘蛛の巣がかかっていません。このあたりはしっかり整備されてる?なのでしょうか。周辺は思い切り散らかってる感じですが、通路はしっかり確保されています。
R指定「帝都に死す」MV 各メンバー演奏地
2017年の初来館の記事でも書いてはいますが、今回もR指定「帝都に死す」MVの各メンバーが演奏している場所を撮影しています。
Vo.マモ ほかに特定できなかったんですが、首だけのマネキンがある場所で歌っています。現在は見世物パンク一座「ストロベリーソングオーケストラ」の展示がされていて若干名残があるかな~といった感じです。この周辺も相当カオスなことになってます。
Gt.Zの場面。ここもインパクトがある場所。MV見れば一発でわかります。雨漏りしていた様子。バケツ設置。
Gt.楓の場面。MVでも様々なシーンで出てきます。マネキンのほっぺが若干ぽっちゃり系?
B.七星のシーン。時計が見るたびに全然違う時間をさしています。動いてるようには見えないんだけどねぇ・・・
Dr.宏崇の場面。ここはわかりにくいんだけど、このミゼットがわずかに見えるくらい。
まぼろし博覧会 R指定「帝都に死す」の聖地巡礼編の記事はこちらです↓
館長のセーラちゃんと写真を撮ってきた!とか。
雨の降る中、お客さんをお出迎えしている、まぼろし博覧会の館長のセーラちゃん。
存在感が半端ないんですが、話すと実はけっこう穏やかにしゃべる人。イメージとしてはもっとすごいハイテンションなのかなーと思われるんですが、実はそうでもなかった!
しかしいっしょに写真を撮ってみたり、色々なお話を聞かせていただけたりで、どうせここに来るなら休日メインで在館しているセーラちゃんと交流することを超絶におススメしたいと思います。平日は東京で別のお仕事をされているそうです。
なんか、ここに来るとふつうの格好で来るのが若干浮く気がしますわね!
コスプレで来る人や普段着ることのなさそうな服で来る方も多く、非現実に近い感覚で遊べると思います。
かくいう自分も中二病な部分が解放されました。漆黒のなんとか・・・みたいな感じ。痛いぞ!でもめちゃ楽しい。
残念ながら嫁氏はふつうの格好でした。
2010年代最後の中二病として、今後こんな感じは棺桶に入るまで封印だと思います(実はもっとしたい
まぼろし博覧会
まぼろし博覧会、実は人気が高く休日にはお客さんがたくさんやってくる模様。
前回訪れた時は平日で、お客さんが他にいなくなかなかの肝試し体験だったんですが、今回は普通に楽しめました。
館長のセーラちゃんが在館していれば行きと帰りに全力で送迎していただけます。
個人的にはセーラちゃんがいる時、そしてイベントがある時がおススメで、1年くらいの間隔で遊びに行くと変化が楽しめるかな~と思いますね。